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5月の読書

今更ですが、Amazonプライムで『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)の全作と、続編の新春スペシャル(2021年)を観ました。
星野源の『恋』がヒットし、恋ダンスも大流行したこの作品ですが、当時は単身赴任をしており、出張と連日の飲み歩きで、まったくといいほどこの時間帯のドラマを見ることがなく、『逃げ恥』を知らぬまま今に至っていました。

ところが、星野源と新垣結衣が結婚というニュースを聴くにつれ、暇に任せて何の気なしに『逃げ恥』を観たら、もう、はまってしまいました。

この三日間で全11作と続編を一気に視聴。

いや~、ガッキーの可愛さに参りました。
還暦オヤジでも、これはイチコロですね(笑)。
正直言って、星野源にはもったいないです。
世のガッキーロス、まったく同感です。

それと作品に取り上げられている就職難、事実婚、夫婦別姓、ジェンダー、同性婚、育休、コロナ禍のテレワークなどの社会問題も、今の世相を反映して勉強になりますね。
カミさんとも話しましたが、私たちの時代は産休期間もわずかで、男性社員の育休どころか今では当たり前になってきた長期育休など夢のまた夢でした。

映像に映るオフィスの環境もいいし、都心のマンションの豪華さにも驚かされます。
ひとり暮らしの独身で家政婦を雇う財力をもった高学歴、高収入の主人公ならではの設定ですが、テレワークができない職場環境の人や低所得の人たちから見れば、このドラマはどう映るのかなぁ…と思わずにはいられません。

昨年流行った『私の家政夫ナギサさん』もそうでしたが、あれは家事が苦手な若い女性の一人暮らしの話でしたが、同様に都心のおしゃれなマンションに住み家政夫を雇えるほどの財力に驚きました。
田舎に住む自分からすれば、なんだか別世界の話のように思えます。

まぁ、とりとめもないことを書いてしまいましたが、このシリーズ、続編を期待したいですね。

では、本題ですが、このところサボっていた読書記録です。
読んだ本が少なかった3月、4月はとばして、5月分を。


5月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2393
ナイス数:28

山窩は生きている (河出文庫)山窩は生きている (河出文庫)感想
途中まで読んで内容がうさん臭くなってきたので、以前読んだ『サンカと三角寛』(礫川全次著 平凡社新書)をめくり著者について調べてみた。
サンカ小説の代表格である三角は、戦前から戦後にかけてサンカと接触し、その実態を調査した研究者である。
しかし一方で脚色が濃い眉唾まがいの内容の小説も書いているので、どこまでが本当なのか分からず、これがサンカの真実を迷走させる遠因になったようだ。
ヤラセ臭い?サンカの瀬降(住居)探訪のルポも今となってはその真偽は謎のままだ。民族学の観点から末裔を探し、掘り起こす意義を感じる。
読了日:05月29日 著者:三角 寛


虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)感想
虫捕りには、創造性、忍耐力、反骨精神などを養うすべての要素が詰まっている…なるほど、そうかもしれない。
昭和40年代を過ごした小学校の夏休みの宿題に、昆虫標本を持ってくる生徒が多かった。
私も昆虫少年で、毎日のように里山を走り回って虫を追っかけていた。昆虫図鑑を日がな一日眺めていた。あれから50年も経ったのに、いまだにカブトムシやクワガタを捕る夢を見るから不思議だ。
身近な虫たちが姿を消し、昆虫採集をしたことがない子供たちが父親になっていく現代、これでいいのかと思わずにはいられない。

読了日:05月27日 著者:養老 孟司,池田 清彦,奥本 大三郎


消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」 (イースト新書Q)消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」 (イースト新書Q)感想
平成11年~17年にかけての大合併により3千弱あった市町村が、現在では1700ほどになったといわれている。
昔からなじんできた愛着のある市町村名の多くが消えたわけだが、今後この傾向が更に促進されるかは、選挙制度と現政府の動きで変わってくるようだ。
しっかりとまとめられた多くのデータや、市町村名の由来となった歴史的なウンチクは勉強になった。
自分が住んでいる町は市政100年を超えたことは知っていたが、その誕生にまつわる経緯を知ることができたのも良かったと思う。
読了日:05月25日 著者:八幡和郎


文庫 定年後に読みたい文庫100冊 (草思社文庫)文庫 定年後に読みたい文庫100冊 (草思社文庫)感想
著者曰く、本を読む気力がなくなったら、読書の終わりだけでなく、人生の終わりを意味する…まったく同感。
このごろはリズミカルに本が読めなくなってきたので、グサリと刺さった。
池波正太郎『真田太平記』が生涯ベストか。確かに素晴らしい長編だけど、まぁ、人それぞれですね。うれしいのはウィングフィールドのフロスト警部シリーズ。
作者の死により『フロスト始末』を最後に終わってしまったのがなんとも辛くて…著者がフロストファンだったことに妙な親近感を抱きました。ちなみに私のスコアは21/100でした。
読了日:05月24日 著者:勢古 浩爾


冷酷 座間9人殺害事件冷酷 座間9人殺害事件感想
著者あとがきで加害者、被害者の周辺取材ができなかったこと、面会、裁判傍聴が中途半端になってしまったことを触れている。
尼崎連続変死事件『家族喰い』で見せたこれまでの綿密な取材による著者の仕事スタイルからすれば、不完全燃焼の内容になった感は否めない。
犯罪史に残るモンスター、白石隆浩の心の闇をえぐった続編をぜひ書いて欲しい。
読了日:05月24日 著者:小野 一光


4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した感想
幼いころの記憶はどこまで遡ることができるのだろう?自身を振り返ってみても断片的な記憶でさえほとんど浮かばない。
4歳で体験したホロコーストの恐怖を様々な証言や情報から手繰り寄せ、戦後を力強く生き延びたマイケル少年と、その一族の苦難の歴史をドキュメンタリーとして再現した努力に敬意を表したい。
生還者が減少し、年々風化していくホロコーストの事実を知る上でも貴重な資料であると思う。
読了日:05月21日 著者:マイケル・ボーンスタイン,デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート


80歳、歩いて日本縦断80歳、歩いて日本縦断感想
80歳を過ぎた二度目のチャレンジは、日本海側を歩いた前回から太平洋側を選んでいる。
青森から茨城までは津波に襲われた東日本大震災の被災地を訪問し、被災者の声を聴き、復興の現状や原発の実態をレポートしていく。
そして、ゴールである出身地の沖縄県では基地問題を取り上げながらの旅になっていく。
報道カメラマンとしての神髄をいたるところに発揮し、現代の日本に巣くう社会問題をえぐっていく姿は、深い感銘を覚える。
昨年、私が徒歩での日本縦断を達成できたのも、著者の活動に刺激されたこそと思っている。

読了日:05月14日 著者:石川文洋


納豆に砂糖を入れますか?: ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)納豆に砂糖を入れますか?: ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)感想
前作『天ぷらにソースをかけますか?』も面白かったが、これもなかなか。食べ物や食べることの習慣ほど地方色が出ることを、今回も興味深く読んだ。
信州のソースかつ丼の分布は複雑に入り組んでいることが分かったが、ごはんに乗せる具についてもう少し具体的なレポが欲しかった。
例えば、キャベツ千切りの有無、キャベツ無しカツのみ、カツにソースがかかったもの、ソースにカツを漬けたもの等。
まぁ、どうでもいいけど(笑)。

読了日:05月07日 著者:野瀬 泰申


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[ 2021/06/04 ] 読書 | TB(0) | CM(2)

ご無沙汰です!逃げ恥は何度見ても飽きることなくハマってしまいますよ!!
大のガッキーファンである同僚の三重のTさんが星野源との結婚報道には相当ショックを受けられたみたいです!
僕は生年月日が僅か6日しか違わない深田恭子が結婚した時は深キョンロスになるのは間違いないですね(笑)
[ 2021/06/06 09:07 ] [ 編集 ]

ナベさんへ

こちらこそご無沙汰です。
ガッキーファンは多いね。三重のTさん、思い出せないけど、そうなんだ。
深キョンロス、分かる気がします。
U&QのCMどうなるんでしょうね。
[ 2021/06/07 22:53 ] [ 編集 ]

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