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映画『いのちの停車場』原作を読まずに映画を観る

実に、一年ぶりの映画です。
コロナ禍に煽られ、ずっと遠のいていた久しぶりの映画館です。

感染対策でしょうか、客席は一人置きに座る配置となっていました。

観た映画は、吉永小百合主演『いのちの停車場』(成島出監督)。
南杏子の同名小説がずっと気になっていましたが、原作を読まずに映画を先に見ることになりました。

この映画に取り上げられているのは、訪問診療医による在宅医療現場の格闘ですが、終末期の患者との対峙がどれも重く、そこには明るさが見出せません。

あげく、脳卒中後の疼痛に苦しむ父親から安楽死を懇願され、尊厳死との狭間の中で患者以上に苦しむ主人公の姿は、娘として、医師としての葛藤と、医療現場の厳しさを感じずにはいられません。

そんな意味では、重く苦しい内容にちょっとばかしネガティブな気分で、エンドロールを目で追うことになりました。

そして、主演の吉永小百合さんですが、
さすがに大女優、圧倒的な存在感がありますね。
しかし、それとは裏腹に吉永さんの映画を観ていつも感じるのは、“役になり切れない中途半端”さです。

今回は初の医師役ということでしたが、当たり役には程遠い。
むしろ、医療場面が全くなかった院長役の西田敏行さんのほうがはるかに医者らしかったと思います。

おかしな表現かもしれませんが、吉永さんには『吉永さんの役』しかできないのでは。
まさに“only one”ではないでしょうか。

私は一回り以上年が離れていますが、昔から吉永小百合さんのファンです。
これまでにもたくさんの作品を見てきましたが、少女の頃に主演した『キューポラのある町』(1962年)や『若い人』(1962年)、マドンナ役で出た『男はつらいよ』シリーズなどでは、役になり切った自然体の姿を見ることができたと思っています。

とはいえ、76歳の吉永小百合さんは、日本を代表する名女優には間違いありません。

いつまでも気になる存在でいて欲しいと思います。


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[ 2021/06/05 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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