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山本周五郎著『小説日本婦道記』を読む

昨年、抜歯した奥歯ですが、インプラントの予定で治療を進めてきましたが、糖尿病のリスクもあって、見送ることにしました。

そして、本日、歯科医院でブリッジを着けてもらい、長かった治療は終了です。
なんでも、血糖値が高いとインプラントがなじまず、術後の接着に支障が出るようです。
この説明は最初から受けていましたが、昨年の夏はまだ糖尿病と診断されてはおらず、迷わずインプラントを選んでいました。

インプラントの手術の目安はHbA1cが6.5未満を推奨。それ以上はリスクが伴う可能性があるとのこと。
6.5からは糖尿病と診断されるので、服薬によるコントロールで更に数値を下げていれば良いですが、服薬なしの現在6.5の私にとっては、リスクが高い状態といえます。

インプラントの治療を進めるために、抜歯した歯茎の骨の造成(10万円かかりました)までしたのに、結局は諦めることになってしまいました。
ちなみに、糖尿病の主治医からはインプラントはOKということでしたが、術後の不安を考えると、どうしても決断することができませんでした。

さて、ブリッジですが、取り付けたばかりなので違和感があり、冷たい水を飲むと沁みますが(神経があるので)、まぁ、そのうち慣れると思います。
ちなみに治療費は約2万円でした。
インプラントの場合は35万円なので、コロナが収まったら浮いたお金でカミさんと旅行にでも行こうと思います。


続いて本の話題を。

初、山本周五郎です。
食わず嫌いだったのか、これまで敬遠してきたのか、もっと早く読んでおけばよかったと反省しきりです。
私の中で時代小説といえば、池波正太郎、司馬遼太郎、藤沢周平に尽きますが、この一冊を手に取ったことで、これから茫洋の海へこぎ出すような、著者の魅力にはまってしまう予感がします。

『小説日本婦道記』は昭和17年から終戦後の昭和21年まで、『文藝春秋』と『夫人倶楽部』に31編が発表されました。
手に取ったのは選りすぐりの11編が掲載された新潮文庫版です。

この短編集は、昭和17年度の直木賞を辞退した曰く付きの作品としても有名で、著者を代表する初期の作品です。
武士道に対して婦道というものがあるのか分かりませんが、武家社会の中での婦女子の生き方には、筋が通った凛とした美しさを感じます。

石高の大小問わず、武家の婦女子の話す言葉が優しく丁寧で、美しく、なんとも心地よい。
今の時代ではついぞ接することがない会話に驚かずにはいられません。

時代小説の魅力はこんなところにもあると思います。
流れるような卓越した文章力も著者の魅力です。

11編、どれも良いですが、一押しは『松の花』。
妻の死後、まるで知らなかった一面に気づく夫のどん臭さにも呆れますが、それを気づかせることなく献身的に夫や家を支えた妻の生きざまに、深く感動。

涙腺が緩みました。

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[ 2021/06/11 ] 読書 | TB(0) | CM(2)

インプラントを止めたのは懸命であったと思います、
糖尿病に限らず、高齢になってからのインプラントは、腕の良い技師に当たらないと悲惨です。
インプラントを歯茎に固定する際に、歯茎側に穴を掘って固定用ボルトを埋めるわけですが、下手な技師に外れた穴を開けられると近い未来に補修が必要になります。若い内なら周辺の骨が育ち穴の空間が塞がれますが、骨の発育が衰えた高齢者は空間を塞げず更に広がる事で顎の骨にまで悪影響を及ぼす事が少なくないそうです。
同様に高齢の糖尿病患者が白内障の手術をする際はレンズ選びが要注意てす。
保険適用の単焦点レンズよりは、自費となっても術後に遠近両用となる多焦点レンズの方が極めて便利です。しかし、術後に長生きして、レンズを交換する事になった場合、多焦点を取り出す手術は糖尿病患者にとってはリスクがあります。レンズを収める目のフクロがレンズを固定する為のバネの力で破れてしまうからです。
単焦点よりは多焦点の方がバネの力が強く、下手な眼医者でははじめの手術時にレンズを嵌めそこない的になって目のフクロを破る場面もあるそうです。
[ 2021/06/13 17:13 ] [ 編集 ]

呑兵衛あなさんへ

コメントありがとうございます!
確かにリスクがありそうですね。
一方で、50歳以上の人にはインプラントを推奨している広告も多いので、
歯科にとっては金儲け主義まるだしです。
一本欠けるごとにインプラントにしていたら、破産しそうです(笑)。

[ 2021/06/14 08:13 ] [ 編集 ]

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