旧美濃駅を背にして歩くこと10分。
うだつの町並みが見えてきました。
電柱がないし、道幅も広いので開放感があります。
小倉山城を築城した金森長近によって造られた城下町は400年の歴史があり、商業の中心地として栄えたようです。
うだつは火事の延焼を防ぐために屋根の両端に設けられた防火壁のことで、これを築くには大枚を要したため“うだつが上がる”と言われたようです。
俗にいう「うだつの上がらない男」はここからきています。
まぁ、私のことかな…(笑)。
さて、うだつのある町並みですが、江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が並ぶ様子は、映画のセットのようでなかなか素晴らしい。
そこを歩けば、江戸時代にタイムスリップしたようです。
美濃はユネスコ無形文化遺産の美濃和紙でも有名です。
町を歩くと、和紙の販売店や和紙で作った灯りアートの店などもあって、これも見どころです。
10月中旬には全国の和紙灯りアート大会が開かれるということです。
この日は平日とあって観光客の姿はまばらでしたが、うだつの町並みはそれなりに規模も大きいので、コロナが収まったらもっと観光に力を入れてもよいのではと思いました。
岐阜県人の私でもほとんど足を向けることもない町ですが、飛騨高山や郡上八幡、中山道妻籠宿に匹敵するくらいのステイタスはあるかと思います。
次は、上有知(こうづち)湊を目指します。









※岐阜県美濃市。うだつの町並み
メインサイト『
琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★
↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪


- 関連記事
-
スポンサーサイト