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中山道徒歩の旅【後半戦8】鴻巣~浦和

二泊した熊谷を離れ、昨日ゴールした鴻巣駅に戻る。
予報では今日は暑くなるようだ。

振り返ってみると、8日前に塩尻をスタートしてからずっと半袖シャツで歩いている。
長袖は使わずじまい。明日はさらに気温が上がり、東京では30度になるという。

今日のコースとなる鴻巣から浦和までの26㎞は県道164号線を真っ直ぐに南下するだけなので、道に迷うこともなさそうだ。

桶川宿は古い商家や本陣跡も残っており、都心にあって中山道らしさを実感できる。
中山道に特化した観光案内所もあり、ボランティアスタッフの方としばし雑談。

コースを詳しく掲示した地図を参考に、昨日の深谷から熊谷の間で道を外れてしまったことを検証してみたが、ついぞ分からなかった。
スタッフの方も道標がほとんどないので迷いやすいとおっしゃっていた。

上尾宿を過ぎ、南方神社と加茂神社を通過。
大宮駅に近づくに連れクルマも人も多くなってきた。

苦しいがマスクを着けて歩く。
今でこそコロナの感染者数は首都圏では二桁になったが、ついひと月前は第五波の影響で天井知らずの数値だった。

それにしても日本人の真面目さには感心する。
誰一人としてマスクを着けていない人はない。
ワクチン接種率が更に上がれば、収束もみえてくるだろう。

歩道を行き交う人の群れの中を泳ぐように浦和宿に向かう。
氷川神社の入口にある常夜灯を過ぎるとけやき並木となった。
中山道を歩いていくなかで、この数日でも松、杉、そしてけやきと見せてもらった。
江戸時代からあったかどうかは分からないが、こうした並木は旅人の心を和ませてくれたのだろう。

泊まるホテルが見えてきた。
マメの痛みは相変わらずだが、なんやかんやでここまで歩いてきた。

当初は日本橋からそのまま東海道を進むことを目論んでいたが、旅が進むに連れモチベーションが萎えてしまった。
東海道はまたの機会にチャレンジしたい。

さて、日本橋まであと一日。
明日も頑張りたい。

◼️2021年10月10日 埼玉県鴻巣市~さいたま市
◼️42055歩 27.33㎞
◼️浦和ワシントンホテル
◼️曇り時々晴れ、一時雨

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※浦和宿の手前にある旧北本宿の道標

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※桶川宿には案内所や案内板があり、中山道が町起こしの一環となっていた

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※桶川宿の中山道案内所。スタッフが丁寧に対応してくれる

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※桶川宿。古い旅館もあった

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※上尾宿の氷川鍬神社

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※上尾宿の石仏

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※上尾宿の道祖神

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※大宮宿の塩地蔵

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※氷川神社と常夜灯。

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※けやき並木。浦和も近い

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※不動の石仏があった。浦和宿

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※古い酒屋に残っていたホーロー看板。


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