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映画『燃えよ剣』を観た

封切と同時に『燃えよ剣』(原田眞人監督)を観てきた。
コロナ禍の影響で公開が2年も延びたいわくつきの作品である。

司馬遼太郎の原作はずいぶん昔に読んだので、ストーリーを大方忘れていたが、思い出しながら楽しむことができた。
ただ、3時間近くの上映時間は長く、内容的にも冗長のきらいがあったように思う。
さらに、血なまぐさい殺陣のシーンが続くのもちょっとばかし閉口。
クライマックスの池田屋事件については相当な時間を割いていたし。

土方歳三や近藤勇は多摩の百姓の出なので、武士になり切れない野暮ったさや下品さがあったという。
それを意識してか、歩き方や言葉使い等の細かい描写など泥臭さがよく出ていたと思う。
また、幕末の雰囲気を伝える町家が並ぶ京都市内や東本願寺、清水寺、東寺、御所、二条城、五稜郭など見慣れた風景がロケ地として出てきたのもうれしい。

細かい点では、新撰組では浅黄色のダンダラ羽織が廃止された後、いわゆる黒装束を着ていたとされており、このあたりの経緯についても描写されており、映画作りのこだわりを感じた。

さらに、鳥羽伏見の戦いや函館戦争の合戦シーンのエキストラの数も半端ではなく、迫力満点。
幕末の争乱を見事に再現してくれたと思う。

新選組が暗躍し、土方や近藤が男を上げた時代は振り返ってみると、つい140年前。
しかし時は流れ、血で血を洗う維新の革命があったことすら感じさせない文明の発達した今の世に、男たちを熱くさせる奔流を感じるものはなにもない。

さてこの映画、
これまで数多く作られてきた新選組や土方歳三を主人公とする作品の中では、文句なしに秀逸の仕上がりになったと思う。

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[ 2021/10/16 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

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