日本縦断徒歩の旅で九州に上陸して5日目。
予期せぬ雨にやられて敗残兵のようになって通りかかった国道沿いで見つけた店が『丸星中華そばセンター』さん。
まったく予備知識もないまま入店したが、この店は昭和33年創業の久留米ラーメンを代表する老舗であった。
店内は昭和にタイムスリップしたノスタルジーな雰囲気。
丼を持ったスタッフのおばちゃんたちが、元気な掛け声で広い店内を走り回っています。
券売機でラーメン(450円)と替え玉(100円)を購入。
うーん、安い!
おでんを横目に見ながら、サービスの高菜漬と肉じゃがを小皿にとって、しばし待つ。
出てきたラーメンは、白いスープにチャーシュー、海苔、ネギが浮かんだシンプルな出で立ち。
まさにとんこつラーメンの王道を行くビジュアルです。
スープはとんこつ独特のべたつきや粘りが少なく、意外とさっぱりとしたクリーミー感。
麺もつるっとした弾力があり、美味い。
あっという間に麺をすすり、替え玉に突入。
替え玉を楽しめることができるのは、九州のとんこつラーメンならではですね。
それに、紅しょうがとの相性もいい。
由来が書かれた貼紙には、どうやらこの店からとんこつラーメン=紅しょうがの不文律が始まったようです。
ラーメンも美味かったが、その雰囲気と歴史に恐れ入りました。
偶然入った店ですが、自分の中ではいつか再訪したい店にランクインすること間違いなしです。




※『丸星中華そばセンター』福岡県久留米市高野2-7-27 第2・第4木曜休
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