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日本のシンドラー、『杉原千畝記念館』へ

カミさんの実家がある飛騨高山に帰省した帰りに、ずっと以前から気になっていた岐阜県八百津町にある『杉原千畝記念館』に寄ってきました。

千畝は“日本のシンドラー”ともいわれた外交官です。
1940年夏、リトアニア日本領事館に勤務する千畝は、ナチスの迫害によりポーランドから逃れてきたユダヤ人たちに対して、日本政府の許可がないまま独断でビザを発給し、日本に逃したという人物です。
その数、6000人。
これが『命のビザ』として、後世に語り継がれたようです。

千畝の出身地である八百津町に、人道博愛の精神を発信する目的で作られたのが、この記念館ということでした。

残念ながら館内は撮影禁止でしたが、『命のビザ』を発給することを決断した執務室である『決断の部屋』も再現されており、なかなかの見ごたえがありました。

昨年11月に福井県の敦賀市を旅した時、敦賀港にあるユダヤ人上陸の地を見学しました。
千畝がビザを発給し、日本に逃したユダヤ人たちは、敦賀から神戸、横浜に渡り、アメリカ、カナダを始めとした世界各国に亡命していくことになります。
これで、ストーリーがつながったように思いました。

さて、杉原千畝については唐沢寿明主演で映画化もされたし、ノンフィクション本もいくつか出版されています。
私も2冊所蔵していますが、画像の『千畝』と『命のビザ』は、長らく本棚の肥やし状態。

これを機会に手に取ろうと思います。

ちなみに、“千畝”とは、八百津の言葉で、段々畑や棚田の意味があるということでした。

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※杉原千畝記念館(入館料300円)

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※記念館前にある人道の丘モニュメント

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※杉原千畝の像

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※パスポートを模した記念館のパンフレット。

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※千畝関連の本。まだ未読です。

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