三連休、ごろごろ過ごすのもつまらない。
岐阜県西部にある2軒の酒蔵を回ってきた。
予想はしていたが、1軒はすでに廃業しており、今は不要となった孤高の煙突が聳え立っていた。
少し離れた田んぼのあぜ道からファインダーを覗くと、酒蔵特有の存在感を感じた。
しかし、この蔵から麹の匂いが漂うことはない。
そして、もう一つは北方町の蔵。
ナビの電話検索でも出てこないのでちょっばかし不安になったが、住所を検索して行ってみた。
案の定、酒蔵のある場所はこぎれいな一戸建てが5~6軒立ち並んでいた。
すぐ近くでクルマを洗っていたおじいさんに尋ねると、
「柴田酒造さんは、もう7~8年前に止めて、土地を売って、その後に出来たのがあの団地だよ」
今日、訪ねた蔵は2軒とも空振りだった。
酒蔵の休蔵や廃業は、どうやら加速度を増しているようだ。

※岐阜県本巣市上高屋の杉山酒造。絵になる蔵だが、すでに廃業してから6年経った。
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