岡山を回る旅から帰宅した。
二日目の今日は、朝からあいにくの雨。
写真は、倉敷市の呼松という古い町並みで見つけた風景。
半円筒状のモダンな建物は、昭和10年に建てられた郵便局で、今も現役だ。
呼松は昔は商業港として栄えたという。
ホーロー看板が貼られた酒屋さんのご主人と話をすると、
酒造を行っていた頃は、この港から千石船のような帆船で、
広島県の鞆の浦へ酒を運んでいたということだった。
クルマがすれ違えないような狭い道は、往時は行きかう人で賑わったいた街道だったようだ。
しょぼ降る雨の中、呼松の町並みは、雨音だけが響く、静けさに包まれていた。
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