検屍官シリーズも16作目となった。
毎年、年末に出版されるのが恒例でずっと読み続けているのだが、このところは数年ベースになってきている。
16作目は、訳者もこれまでの相原真理子から池田真紀子に代わっており、セリフなどの微妙な表現、(例えば、マリーノの乱暴な言葉使い)がどうなるかと心配したが、読み進めるうちに気にならなくなった。
いつの間にか、スカーペッタとベントンが結婚していたり、ローズが亡くなっていたり、空白期間から来る多少の飛躍はあったが、内容的には一定の水準は保っており、盛り上がりに欠けるも、☆☆☆★★といったところか。
いつも思うのだが、登場人物の実年齢も気になってしまう。
これまで読み続けて、勝手に推測したところでは、
スカーペッタ…40代後半。
ベントン…50才くらい
マリーノ…50才前半
ルーシー…20才後半
バーガー…45才くらい
…こんなところでしょうか。
息が長いシリーズだからこそ、少しづつこんなネタもバラしていかないと読者が離れてしまうと思いますね。
さて、正月明けから読み始めた分厚い上下巻を10日ほどで読了した後、すぐにヤフオクに出品した。
結果は、一冊分超えの落札価格だった。
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