サブタイトルに、49歳で電車の運転士になった男の物語…とある。
なぜかこれに引かれたみたいで、この映画、ずっと気になっていた。
主人公の中井貴一は、電車の運転士のイメージどんぴしゃ。
彼の誠実で真面目なキャラがよく生かされていた。
反面、娘役の本仮屋ユイカの演技がクサイ。…カワイイだけではねぇ。
ストーリーは陳腐だが、それをカバーしたのが一畑電鉄の現役車両の『デハニ50電車』。
鉄道ブームを反映して、鉄チャンにはたまらない映像だったと思うが、僕はそこまで“鉄”ではない。
その分、宍道湖や出雲大社などの島根の風景を堪能できた。
ここ数年何度も訪ねた島根だが、たっぷりと旅情気分に浸ることができたのも良かった。
日本映画もまだまだ捨てたもんじゃないね。☆☆☆☆★
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