会社の先輩に誘われて、サイクリングクラブの新春ランに参加した。
これまでチンタラと道草しながら単独で走っていたのとは違い、
大勢で、走りに徹するサイクリングは、ついていくのにしゃかりきで、
自分のスタイルとはずい分違うなぁ…というのが正直な感想だった。
しかし、いやいや、どうして、この爽快感はなんだ!!!
仲間と走ることの楽しさと、その後の飲み会は…案外自分のフィーリングに合っているのではないか?
単独の旅を求めながらも、一方で人の輪の中に入っていきたい自分がいるのは、どうやら間違いないようだ。
帰宅してから、古いアルバムのページをめくって、30年前の自転車野郎だった頃の写真を眺めてみた。
星飛雄馬のように瞳の中に炎は見えないけど(笑)、間違いなく将来の冒険を夢見ていた。
登山のトレーニングとして始めた自転車だったが、いつしか走ることすら面倒になって、
更に、トレーニングは会社帰りの水泳に変わり、益々山の世界にのめり込んでいった。
台湾の沢登りを最後に、その山も5年前から休止状態になってしまった。
「時代は繰り返す」というけど、人生の折り返し地点を過ぎて、昔、夢中になってたことが、
またやりたくなってきている。
懲りない性分に苦笑もするが、しばらくは自転車に夢中になってみたくなった。



※写真上から…奥美濃の峠で/今日の相棒/本巣町の風景
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