この冬三度目の京都を旅した。
今回は輪行での日帰り旅である。在来線の満員電車を乗り継いで、自宅を出てから3時間後にようやく京都駅へ。
駅前で自転車を組立て、いざ出発。
出町柳から同志社を経由して、壬生までのぐるりと回るコースだが、かつて新撰組の屯所があった壬生を訪ねるのは初めてだ。
このところ、ホーロー看板を探すことよりも京都の路地に興味がいってしまい、ここはと思う路地裏に潜入することを楽しんでいる。
最も、そこは人の生活の場であるから、下着泥棒や不法侵入者にならぬくらいの配慮はしているつもりだ。
全国を回ってみて、僕的には大阪と京都の路地がその代表格だと思っているが、今回も面白い発見があった。
京都の路地には、腐敗した掃き溜めのような臭いはなく、歴史を感じる匂いと、凛とした生活臭がある。
冬場の旅は京都と決めて、足繁く通ってみたいと思う。


※写真上から…壬生界隈の町家/老舗の油屋と相棒
- 関連記事
-
スポンサーサイト