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この夏の映画 『終戦のエンペラー』と『少年H』

9日間の予定で帰省しているけど、カミさんと自分の実家に墓参りに行く以外は別にすることもない。
そんな時は映画に限る!!というわけで、夫婦50才割引きを利用して二日連続で観に行った。

時はお盆、終戦記念日も近い…観るなら戦争映画かな???

☆一本目は『終戦のエンペラー』(ピーター・ウェーバー監督 2012/日米)。
終戦直後の日本で進駐軍を率いるマッカーサー元帥から、太平洋戦争の責任者追究を命じられた男が衝撃の事実にたどり着く姿を追う。天皇の戦争責任という重いテーマを描く、これまでと違った視線で終戦の事実をえぐる内容。
8月15日の天皇による戦争終結宣言は、700万人の軍人を武装解除し、同時に救うことになる。
戦争責任者としての天皇に対して極刑を望む連合軍側の大衆世論よりも、日本国民の象徴としての天皇の存在を認めたうえで、民主主義と平和、慈愛を重んずるアメリカ的考え方が最後には勝つ。
混乱なき日本の復興とアメリカ的民主主義の注入を第一に考えていたマッカーサーならではの選択が、彼一人の考えでなく、日本通の一将校の活動によって決定されたという事実をこの映画で初めて知った。
見せ場も泣き所もなく、淡々と流れていく内容だったが、そんな意味では今更ではあるけど、「戦争とは何か?」を考えるうえで勉強になった映画であった。
最後に、収穫といえば、米将校の恋人・アヤを演じた初音映莉子。影があるきれいな女優さんです。☆☆☆★★


☆二本目は『少年H』(降旗康男監督 2012)。1997年に上梓された妹尾河童のベストセラーの映画化。
水谷豊と伊藤蘭の夫婦共演というのも話題だったが、『三丁目の夕日』に負けじ劣らず、戦前の神戸の街並みを再現したオープンセットが素晴らしい。
更に、物語のクライマックスというべき、空襲→町の消失→復興へ至る映像は見事。
水谷豊の演技は言うまでもないが、少年Hを演じた吉岡竜輝の演技がよかった。
助演男優賞モノでしょうね。☆☆☆☆★
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[ 2013/08/15 ] ▼映画 | TB(0) | CM(0)

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