検査結果を聞きに大学病院に行ってきました。
病名はやはり「原発性アルドステロン症」でした。
副腎静脈MRIでは、左副腎中央部に13mmの腫瘍が確認されました。
人間ドックのエコー検査ではこれまで見つけられなかったわけですが、その位置と角度が腎臓に隠れており分からなかったようです。
右の副腎には異常がなく、僕の場合は左副腎の腫瘍と確定されました。
更にAVS検査(副腎静脈サンプリング)の結果は、正常な右の副腎に比べて、アルドステロンの分泌が7092ng/dlで14倍もあり、日本での手術対象の基準値1340ng/dl、2.6倍をはるかに上回っているということが分かりました。
数値的には重症の部類になるそうです。
腫瘍が片側の副腎であったということで、手術が決まりました。
ただし、腫瘍の位置が中央にあるので全摘出になるようです。
ある意味、自分の体の一部を切り取るという、複雑な気持ちもありますが、自分にとっては手術になってよかったと胸をなでおろしました。
前にも書きましたが、この病気は手術で完治する高血圧症ということで、術後はクスリの量が減るか、まったくクスリとおさらばできることも期待できます。
主治医も「手術に向かって体調管理をしっかりやっていきましょう」とおっしゃられました。
手術は泌尿器科で行うので、次回はそこを受診して、手術日を決めていくという段取りになるようです。
また、今回の検査でひとつの懸念材料も明らかになりました。
睡眠時無呼吸症候群のモニター検査で、無呼吸の比率(A・H)が19.9という結果が出てしまい、20以上が文句なしで治療対象となるという数値でした。
これは全身麻酔を行う手術にも影響する病気ということで、呼吸器科のスリープ外来の受診も同時に行うことになりました。
手術が決まって安心した反面、また不安材料を背負い込んでしまった気分です。
次回の再診は腎・高血圧・内分泌外来で検査結果が出ていない脳血管MRIや頸動脈エコー検査の結果を確認し、採血をすることと、泌尿器科と呼吸器科の受診です。
ともあれ、これから一層あわただしい状態になりそうです。
【投薬】
病気が確定したことで、原発性アルドステロン症の特効薬(アルダクトンA錠)を使うことになりました。
これによってアルドステロンの分泌とカリウムの体外流出が抑制されるので、これまで大量に飲んでいたカリウム錠剤が減りました。
ただし、アルダクトンA錠の処方が朝食後と就寝前の2回あり、利尿作用もあるクスリなので、服用開始して3日経ちましたが、相変わらず夜間のトイレは改善されていません。
※抗アルドステロン拮抗薬
・アルダクトンA錠25mg…朝2、就寝前1
※降圧剤
・アダラートCR錠20mg…朝1
・カルブロック錠16mg…就寝前1
・デタントールR3mg…就寝前1
※カリウム製剤
・スローケー錠600mg…朝1
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